種田山頭火句集 草木塔 四

  • 2011.12.20 Tuesday
  • 10:52




明かりの本はブログを引っ越しました。 http://center.akarinohon.com/






 
 
 
 

 
  

種田山頭火句集 草木塔 三 行乞途上 山行水行 旅から旅へ

  • 2011.12.11 Sunday
  • 00:01


今日は種田山頭火の句集『草木塔』三を紹介します。

山頭火は十代の中頃から俳句を作りはじめましたが、山頭火と名乗って作品を作りはじめたのは二十八歳からです。翻訳や評論をしたり、俳句を学んだりしたのが三十一歳。三十七歳で行き詰まって上京し、四十歳で離婚。それで四十四歳で修行僧として托鉢(たくはつ)の旅を七年間やっていて、その時に作った自由律俳句が、山頭火のいちばん重要な作品群となっています。




http://akarinohon.com/center/santoka03.html (約10頁 / ロード時間約30秒)

種田山頭火句集 草木塔 二 其中一人

  • 2011.11.24 Thursday
  • 14:57


今日は種田山頭火句集『草木塔』その二・其中一人を紹介します。
山頭火は波瀾万丈な人生を歩んでいますが、1923年に関東大震災にあって、それから孤独な中年男であった山頭火は熊本にひきこし、自暴自棄になって市電を止めたら、怒られて禅寺に放り込まれます。


それが縁で坊さんになって托鉢し、自由律俳句を幾つも書くようになります。
人間万事塞翁が馬、というのを地で行くような浮き沈みのある人生です。


短歌 萩原朔太郎

  • 2011.11.23 Wednesday
  • 13:55


今日は萩原朔太郎の短歌を紹介します。萩原朔太郎は、恵まれた幼少時代を過ごし、はじめ短歌を作り、のちに詩人となって「日本近代詩の父」と呼ばれるほど有名な詩人となりました。豊かな趣味と恋多き人生で、詩人になるために生まれたような人物です。


萩原朔太郎は、当時フランスに行きたくて仕方なかった。今はパッケージ旅行でフランスにいけたりする時代ですが、当時は知識人しか行けなかった遠い国です。現代で言えば宇宙に行くくらいたいへんな渡航だった。それで、そのフランスに行きたい、という情熱を萩原朔太郎は詩で表現して当時多くの共感を呼びました。




http://akarinohon.com/center/hagiwara_tanka.html (約40頁 / ロード時間約30秒)

種田山頭火句集 草木塔 一 鉢の子

  • 2011.11.19 Saturday
  • 15:00


今日は種田山頭火句集『草木塔』その一・鉢の子を紹介します。
五回ほどに分けて、これから山頭火の『草木塔』を紹介してゆこうと思います。


種田山頭火は幼い頃に母親が亡くなっていて、大人になってから家業の造り酒屋を潰してしまい、放浪中に寺男になることを勧められ、やがて遊行僧となった人物です。
種田山頭火は、一人旅をし尽くし、俳句を多数残しました。芭蕉のように日本中を渡り歩いた。


自由律俳句という、一行詩のような短い俳句を幾つも残しています。
こんなに短い言葉の積み重ねなのに、本人の息遣いが伝わってくると言うのが不思議です。





桜 岡本かの子

  • 2011.10.09 Sunday
  • 15:54


今日は岡本かの子の短歌集「桜」を紹介します。
桜は4月で、今は10月ですが。あと1ヶ月ほどで紅葉の季節です。




小説家の短歌集って現代では珍しいように思います。
若い美術家が自然を描かなくなったと言われて久しいですが、
小説の世界でも、自然界が主役と言えるような小説を書く人はかなり少なくなっている気がします。実際に自然が豊かな場所に住んでいないと描けないのかもしれません。




万葉集などでは恋愛の感情を自然に託して描いていますよね。
あの作家の、短歌集を読んでみたいと思う今日この頃です。





千の風 水月りら訳

  • 2011.09.23 Friday
  • 05:54


今日は水月りらさんが翻訳した『千の風』を紹介します。
これは「Do not stand at my grave and weep」という詩の翻訳です。
『千の風』は一度は聞いたことがある詩だとおもいます。

読んでみると知っていた詩とは印象が異なる、と思うのではないでしょうか。
他の翻訳と内容はほとんど同じはずなのに、印象がかなり異なるんです。
不思議です。
英語が得意な方は、ちょっと、ためしに翻訳をしてみてください。


そんなにむつかしくない英語ですから、自分で翻訳するのも簡単です。
100歩、歩くくらいかんたんです。
でもなっとくのゆくものに翻訳するのは、
それこそ地球を一周してから100歩歩くくらいむつかしい。
かつて誰かが言ったことを、自分なりの言葉で伝えてみる、というのが翻訳なんだと気付かされました。
翻訳って興味深いです。






月の旋律 水月りら

  • 2011.09.03 Saturday
  • 13:12


今日は水月りらさんの『月の旋律』を公開します。
水月りらさんは、ブログや紙誌などで詩を発表している、新しい詩人です。
普段、現代詩を全く読んだことのない方も、これを機会に現代詩に興味を持っていただければ幸いです。htmlでお読みになりたい方は水月りらさんの「Dear You」というブログをぜひご覧ください。以下のリンクから水月りらさんの八つの詩をお読みいただけます。


月のとびら
夜更けに過ぎ去る人
銀河伝説
水のゆらめき
木蓮の手紙
一行のあなた
華化粧
月の旋律




http://akarinohon.com/center/tukinosirabe.html (ページ数 約10枚)
※このファイルには著作権があります。制作者の許可なく複製できません。




現代詩に興味のある方は、ぜひこちらのリンクもご覧ください。


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