源氏物語 若紫 紫式部 與謝野晶子訳

  • 2011.12.05 Monday
  • 00:07



今日は與謝野晶子訳の源氏物語 若紫を公開します。


紫式部は幼い頃から聡明で、式部の父が息子に学問を教えている時に、それを横からなんとなく聞いていて、その話をすべて憶えてしまうほど記憶力がよかったそうです。当時は一度見た書物を再び読める保証はなかったわけですから、記憶力が良いかどうかがたいへんに重要だったわけで、記憶力が抜群の式部は父から「お前が男だったらどれほど良い役人になったことか。お前が男でなかったのはなんとも残念だ」と歎かれるほどでした。


幼い頃から紫式部は、となりの出来事を覗き見ることが大好きで、そのおかげで学問や文学も身に付いたわけで、源氏物語の主人公である源氏の性格も、とにかくすぐそばで何が起きているのか知りたい、ということに強くこだわっています。


この「若紫」の章では、そういった紫式部の最大の特徴である「あの愛しい人は何をしているのか、見たい」ということがポイントになっています。




源氏が、亡き人にそっくりの若紫をどうしても見たいんだ、と思ってのぞき見をしている瞬間に、闘争や宮廷社会の呪縛というものが消え去っている。



前回のあらすじ (wikipediaより)

源氏17歳夏から10月。従者藤原惟光の母親でもある乳母の見舞いの折、隣の垣根に咲くユウガオの花に目を留めた源氏が取りにやらせたところ、邸の住人が和歌で返答する。市井の女とも思えない教養に興味を持った源氏は、身分を隠して彼女のもとに通うようになった。 可憐なその女は自分の素性は明かさないものの、逢瀬の度に頼りきって身を預ける風情が心をそそり、源氏は彼女にのめりこんでいく。

あるとき、逢引の舞台として寂れた某院(なにがしのいん、源融の旧邸六条河原院がモデルとされる)に夕顔を連れ込んだ源氏であったが、深夜に女性の霊(六条御息所とも言われるが不明)が現れて恨み言を言う怪異にあう。夕顔はそのまま人事不省に陥り、明け方に息を引き取った。



こちらのリンクから「源氏物語 若紫」を全文お読みいただけます。


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