源氏物語 登場人物
- 2011.11.27 Sunday
- 18:20
源氏物語の登場人物を紹介します。 (wikipediaからの引用です)
源氏物語は54帖の長大な物語で、光源氏が数多くの女君を愛する、という展開が基本になっています。物語を読む前に、これらの登場人物を暗記する必要はありませんが、読書中に「この人は誰だったかな?」と思った時にこのページを開いてみてください。
・光源氏(ひかるげんじ) 桐壺帝第二皇子。母は桐壺更衣。主人公。
■光源氏の両親
・桐壺帝(きりつぼてい) 光源氏の父。身分低い桐壺更衣を寵愛し、その忘れ形見の源氏を一時は春宮にとも願ったが、将来を考えて臣籍降下させる。
・桐壺更衣(きりつぼのこうい) 光源氏の母。故按察大納言の娘。桐壺帝の寵愛を一身に受けたが、源氏が3歳の時に病で死去。
■光源氏の女君たち
・藤壺中宮(ふじつぼのちゅうぐう) 先帝の第四皇女。桐壺帝の中宮。桐壺更衣に瓜二つ。
・葵の上(あおいのうえ) 光源氏の最初の正室。夕霧を産んだ後夭逝。
・紫の上(むらさきのうえ) 若紫とも。葵の上亡き後、光源氏の正室ではないが、源氏の妻たちの中では、最も寵愛される。六条院の春の町に光源氏と共に住まう。
・明石の方(あかしのかた、明石の御方(あかしのおんかた)とも) 光源氏の愛人で明石の女御の生母。六条院の冬の町の主。
・花散里(はなちるさと) 桐壺帝の妃・麗景殿の女御の妹で、 六条院の夏の町の主。夕霧、玉鬘の養母。
・女三宮(おんなさんのみや・にょさんのみや) 朱雀院の第三皇女。光源氏の二番目の正室。薫の母。頭の中将の長男・柏木に迫られ、拒み通せずに関係を持ち薫を出産。罪の意識に耐えられず、出家してしまう。
・空蝉(うつせみ) 伊予介の後妻。
・軒端荻(のきばのおぎ) 空蝉の義理の娘。明かりの落ちた部屋で空蝉と間違われ源氏と関係を持つ。
・夕顔(ゆうがお) 頭中将の愛人であり、玉鬘の母。
・末摘花(すえつむはな) 常陸宮(ひたちのみや)の姫君。醜女。名前の末摘花はベニバナのこと。
・源典侍(げんのないしのすけ) 桐壺帝に仕える高齢の女官。夫は修理大夫(すりのかみ)。
・朧月夜(おぼろづくよ) 右大臣の6番目の娘。弘徽殿女御の妹で朱雀帝の尚侍(ないしのかみ)。
・朝顔の姫君(あさがおのひめぎみ、朝顔の斎院(あさがおのさいいん)とも) 桃園式部卿宮の娘、斎院。源氏に求婚されたが拒み通した。
・六条御息所(ろくじょうのみやすどころ) 先の春宮妃。教養高く優雅な貴婦人だが、源氏への愛と恨みから怨霊となって女君たちに祟る。秋好中宮の母。
こちらから、源氏物語の現代語訳を全文お読みいただけます。
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